不登校を早く改善しなきゃ!でも、・・・・・

「息子を無理に学校へ行かせてしまった」

「不登校の息子を無理に学校へ行かせてしまった。」
クライアントさんから、このような相談を受けました。

子どもの将来を考えると、学校へ行く行かないは大問題です。
このお母さんのお子さんを想う気持ちは美しいものです。
なるべくなら、 
「元気に学校へ行き、友達をたくさん作ってほしい。勉強もできるようになって欲しい」

と思うのは当然で、間違いではありません。立派なことです。

また、何かのきっかけでお子さんが
「学校へ行きたくない」というのもどの家庭にもあり得ることです。

こうなった時、家族全員で不登校を考えることが大切です。

再登校にはタイミングがある

不登校の子が再び、学校へ行くようになるには最適なタイミングがあります。
これを間違えれば、また不登校になります。

そのタイミングはズバリ・・・
【回復期ー後半】です。

「学校へ行かない」点では一貫して同じですが、実は、不登校には、5段階あるのです。

【前兆期】
 ⇓
【不安定期】
 ⇓
【安定期】
 ⇓
【回復期】
 ⇓
【活動期】

です。

再び学校へ行く時がお子さんは一番エネルギーを使います。
ですから、親御さんの心構え的には「手を引っ張っていく」ではなく、

「後ろからついていく」ぐらいがいいでしょう。

不登校段階の声かけ例

不登校は、お子さん自身が一番つらいのです。毅然とルールは守らせつつ、優しく、優しく接しましょう。

それぞれの段階で、適切な声掛けがあります。例えば・・・

【前兆期】 「なにがあったの?話してとお母さんはうれしいな」

【不安定期】「ゆっくり休んでいいんだよ。でも○○は守ろうね」

【安定期】 「あなたの○○なところはスゴイね・やさしいね」

【回復期】 「何がしたいか、話してくれるとうれしいな。協力するよ」

【活動期】   これまでの3倍ほめてあげましょう

・・などです。

お子さんが、気持ちよく学校へ行けるといいですね。

学校は楽園か? 学校へ行く理由

学校は、楽園のように楽しい所だから、親は、子どもを学校へ行かせるのでしょうか?
なぜ、学校へ行かなければならないのでしょう?
学習なら家でもできますが?

私なら
「学校は、社会性を学ぶ大切なところだから」
と答えます。

という事は、
学校生活も会社勤めと同じく多くのストレスがかかる所なのです。


大人だって
「会社行きたくねぇ」
と思う事あるでしょう?

そのことも踏まえ
大人も自分自身のことと考え
不登校のお子さんと向き合いましょう。

まとめ

不登校解決には、

① 不登校には段階があることを知る

② 各段階にふさわしい声かけをする

③ 優しく寄り添うようにサポートする

となります。
まずは、学校へ行く行かないの結論を急がず、お子さんの心が守られるような、環境と声掛けを心がけてみましょう。

各段階にかかわらず、お子さんの状況・性格・家庭環境によって 声かけも変わってきますので、専門家のサポートをうけるのも有効かもしれませんね。

「心の護身力」を育てよう

「心の護身力」を育てるカウンセラー元小学校教師の 宗像はやと です。

不登校の子に対する声かけにはコツがあります。それが、

【アイ・メッセージ】と【アクショントーク】です。

「悩みを聞かせてくれる(アクショントーク)と、お母さんはうれしい(アイ・メッセージ)
のようなかんじです。

また、ほめ続けるのも大切です。

はじめは、慣れませんがすぐに上手にできます。

何事も続けることが肝要です。でも、ちょっとつまづいたり不安になると三日坊主になっちゃいますよね。私もそうです。なぜなら、これは潜在意識の特徴の一つ「変化を好まない」なのです。

「でも今の問題を何とかしなくちゃならない」そんな時は、一人より仲間がいたほうが良いですよね。経験豊かなリーダーが伴走してくれれば、なおさら心強いです。スピードも速くなります。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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