こんなお悩みありませんか?
ご自身やご家族にこのような症状・行動はありませんか?
ご自身のお悩み
□あさ起きられず学校や会社に行きたくても行けない
□朝になると頭痛や腹痛がおきる
□ずっとダルい・どうき・息切れがある
□立ちくらみ・めまいを起こしやすい
□起き上がると気持ちが悪くなる
ご家族のお悩み
□ゆさぶっても目を覚まさないことがある
□夜は元気だが朝は体調不良をうったえる
□食欲不振・顔色が青白い
□病欠・早退が多い
□もともと朝寝坊が多かった
ふたつ以上当てはまったら
起立性調節障害
の可能性大です
このまま放っておくと
起立性調節障害は、①過去の心のキズ(ストレス)が原因で、②自律神経が乱れ、③自分自身を傷つける生活習慣が身に付いてしまったものです。
このまま放っておくと、私が「そう」であったように、良くて回復に20年の歳月と孤独な苦しみを背負うことに・・・、最悪、進学や社会生活ができなくなり、家庭が崩壊する可能性も・・
ですがご安心ください!
起立性調節障害・統合失調症を自力で克服したカウンセラーが自身の体験をまとめ上げた「心の護神力」3本の矢メソッド があります
第1の矢
心を守る
〈全受容〉カウンセリング
第2の矢
自律神経を活性化
〈運動療法〉
自律神経の問題は「神経」が眠ったままでは、解決できません
カラダを動かして脊髄神経を活性化する、東洋医学のトレーニング
第3の矢
精神衛生を守る
〈生活習慣改善〉
「ありがとう」を口ぐせにするなど、目には見えないけど精神性が豊かになる生活習慣・生活様式を身につけ、心をポジティブにします
「心の護神力」3本の矢メソッドを受けた未来は?
ご自身、またご家族は
☑
あさ、気持ちよく起きられるようになります
☑
あさの頭痛や腹痛がなくなります
☑
健康体になり人生を楽しむことができます
☑
学校や会社での成績が上がり良好な人間関係ができます
お客様の声
気持ちがスッキリしました
みちお先生
数年前にパニック障害になり克服したものの、普段誰にも話せない悩みやストレス、心の奥のモヤモヤした感情をうまく吐き出すことができずにいました。
しかし、みちお先生は否定もせず、どのようなことでも優しく包み込むように聞いてくださるので、本音で話す事もでき、安心してありのままの自分を出すことができています。
そして、カウンセリングが終わると、いつも心が癒され落ち着いてスッキリとした気分になっています。カウンセリングを受けて、自分の物事に対する考え方や向き合い方のクセに気づく事もでき、少しずつですが心の悪循環から抜け出せる方法を身に付ける事ができてきました。
小さな子供がいるので、外出する事が難しいですがzoomでのオンラインカウンセリングもできるので自宅でゆっくりと話すことができとても助かっています。みちお先生に出会えて本当に本当に良かったです。ありがとうございます。
N.A様 小さなお子さんがいる中、よくカウンセリングを決心なさいましたね。精神の病や自律神経の乱れは時間がたてばたつほど根治が難しくなります。あなたの勇気がお子さんの将来も救ったといえます。苦しみをただ吐き出すだけではなく子どもの頃からの家族との出来事を思い出し「心を統合」することに集中しましょう。あさ「スッキリ」起きられますよ!
MICHIO
前向きな心が芽生えました
道生先生
今回が私にとって初めてのカウンセリングでした。
私は人に頼ったり、自分のことを話すことが苦手です。
カウンセリングを受けると決めてからも、
「上手く話せなかったらどうしよう」と不安がありましたが、とても安心してお話することが出来ました。
「話してもいいんだ」と思えるような、不思議な感覚がありました。
お話したことをすべて、
優しく、一切否定することなく受け止めて下さり、
励ましの言葉もたくさんいただきました。
こころが温かくなるような時間を過ごさせていただきました。
(中略)
そんな前向きな気持ちが芽生えたことに気が付きました。
次回もよろしくお願いいたします。
A.K様 だれかに「頼る」ことが起立性調節障害を克服する近道です。そのことに気づいていただき、わたしもとてもうれしく思います。あなたは、すてきな才能をたくさん秘めた女性です。それを引き出すのがわたしの喜びです。あともう少しで、あなたの夢「一人旅」ができるようになりますよ!
MICHIO
トラウマと向き合えました
K.Y様 強迫性障害と職場への恐怖をかかえながらのお仕事は、さぞつらかったことでしょう! わたしも経験者なのでよくわかります。カウンセリングを決心したのも勇気のいることだったでしょう。わたしもそうでしたが、もっと早く行動を起こしてよかったと思います。これからは、急ピッチで強迫性障害と朝起きられない症状を解決していきましょう!
MICHIO
プロフィール
はじめまして
20年苦しめられた起立性調節障害と統合失調症を心理学と伝統的師弟関係によって克服した
「心の護神力」3本の矢メソッドカウンセラー MICHIOです
経歴
少年期 内気な性格。厳格な父親と折り合いの悪い母に、父の実家の悪口を聞かされて育つ
13歳 転居。強迫性障害を発症。あさ起きられなくなり不登校を繰り返す
15歳 統合失調症が発症、昼夜逆転の生活となり素行が乱れる
20歳 専門学校を卒業し就職するも続かず転職をくりかえす
うつ症状がひどくなり引きこもる。心理学書を読みあさり心に問題があることに気づく
23歳 人生の師匠(台湾の治療家・武術家)に出会い弟子入りし伝統的運動療法を学ぶ。心がみるみる健康になり、統合失調症・強迫性障害が改善しはじめる
26歳 大学に入り直し教諭免許をとり小学校教師着任
32歳 師匠の内弟子となり統合失調症・強迫性障害を完全克服。その後心理カウンセリングを学ぶ
本来の自分を取り戻し、自由に活動できるようになる
現 在 統合失調症・強迫性障害を克服した自身の過程を研究
①心理カウンセリング
②運動療法
③生活指導
の「心の護神力」3本の矢メソッドを広める心理カウンセラーとして活動中
よくあるご質問
Q:起立性調節障害は、本当にカウンセリングだけで、薬をのまずに克服できるのですか?
A:私がなった統合失調症は、とてもおそろしいもので、起立性調節障害をはじめ、ありとあらゆる精神の病、心の病の症状に苦しめられます。そんな私が回復していく過程で、①人には言えない苦しみへの理解と共感(全受容カウンセリング)、②自律神経を整える運動(運動療法)、③乱れた生活習慣の改善(生活習慣指導)の重要性を痛感しました。 この3つのメソッド「3本の矢」で、起立性調節障害は、克服できます。
Q:カウンセリングは、どんなことをするのですか? また、外に出るのが苦手なのです。カウンセリングはリモートでもできますか?
A:〈全受容〉カウンセリングは、100%あなたの味方となり、あなたの悩み苦しみによりそいます。また、あなた自身気づいていない心の奥底の声を無理なく引き出してゆきます。必ず心が軽くなるのが「心と護神力」です。 Zoomによるカウンセリングになりますので外出することなくセッションが受けていただけます。カメラオフの顔出しなし、匿名もOKです
Q:なにもやる気が起きません。話をきいてもらうだけで起立性調節障害は治るのですか? もう、疲れました
A:「心の護神力」は話を聞くだけではありません。あなたが発症した原因を特定します。そのために精神的ストレスをいやすワークを毎回行い、潜在意識を安心感で満たしてゆきます。 起立性調節障害は自律神経の乱れが大きな原因ですので自律神経を整える〈運動療法〉もお伝えします
Q:〈運動療法〉はそちらに行かなければなりませんか? 家の外に出るのがイヤなのですが・・・
A:〈運動療法〉もオンラインZoomで行います。 カメラオフでも参加できます。
最初は、椅子に座って呼吸法から始めます。すべてラジオ体操よりカンタンな動きですので、どなたでも気楽に始められます。 途中参加・途中退室もOKですよ。 まずは小さな「4分の1歩」を踏み出しましょう
Q:あさ起きられないせいで人間関係が崩れてしまい生きるのがつらいのですが、本当に楽になるのですか?
A:なります。大丈夫です。初めのうちは、心の癒しが9割、自律神経を整えるトレーニングが1割なので、無理なく続けられます。
心・精神・カラダの問題は、家庭環境や精神性をないがしろにした生活習慣・生活様式が原因となることが非常に多いのです。マイナスの経験を書きかえてゆきましょう。「ありがとう」を口ぐせにするなど、簡単なことから始まります。
Q:心療内科の方が保険がきき、安いのですが・・
A:「心の護神力」あなたを確実に癒して心・精神・カラダを守ります。
薬をつかって思考や行動を抑える投薬療法や、〈話を聞くだけ〉カウンセリングとは、全くの別物です。
また、カウンセリング後も効果が持続するよう、さまざまな特典をご用意しております。 詳しくは下のボタンからメールでお問い合わせください。 まずは、お試しカウンセリングをおすすめいたします。 お待ちしています。
克服体験~詳しいプロフィール
少し長いですが、すべて実話で「心の護神力」3本の矢メソッドができる過程が臨場感をもって感じていただけると思います。伝統的師弟関係と、科学的心理カウンセリングとの奇跡的な融合を納得していただけると思いますので、良かったらご覧ください
さみしい子ども時代
わたしは、末っ子で いつもひとりぼっちだっのを覚えています
中学校教師の父、
パートに出ている母、
四つ上の兄
母は、父の実家と折り合いが悪く、母から、父と祖母の悪口を聞かされて育ちました
このせいか「ボクは乞食になりたい」と思うようなヘンな子どもでした
気が弱く10歳ぐらいまでは、友達にからかわれて泣いて帰ることもしばしば
体を鍛える
気弱な私を心配した父に勧められ
野球を始めてからは友達も増え、
体を鍛えることで、からかわれることもなくなってゆきました
転居~突然「心」が!
そんな自信をつけ始めた13歳の秋、父親が家を建てニュータウンに引っ越しました
そこで微妙に気持ちの違和感を覚え、不眠症の傾向があらわれました
それから1年くらいたつと、言いようのない不安感にさいなまれ、潔癖症が顕著にあらわれました
学校から帰ると洗面所に直行し手を洗い続けます
3時間も・・・
そのあと足を3時間洗います
そうせざるを得ない脅迫観念があるのです
強迫性障害
でした
消えてなくなりたいほどの苦しみでした・・・
私は『青春』を経験していません
「おかしい」と思っても、自分ではどうしようもなかったのです
家族の無理解
親兄弟も自身に経験がないため
「変わった子だ・・」ぐらいの認識で、
助けを求めることもできませんでした・・
「変なことをするな!」
と怒られることもしょっちゅう
このころになると、今までできていた生活習慣や簡単な計算ができなくなり、身なりが不潔になってきました
具体的には
●高校の定期試験で科学が「0点」
●髪が伸び放題、水泳授業の後、髪が逆立ったまま一日を過ごす
●体液で汚れたズボンのまま外出
●幽霊を見る
●台風の中市街地を徘徊 など
統合失調症
の発症でした
このころから、昼夜逆転の生活になり、あさ母親にゆさぶられても目を覚まさないことが度々ありました
起立性調節障害
を併発したのです
孤独な闘い
さらに悪いことに、私は自分の心の状態を「周囲に覚られまい」としたのです
奇抜な行動で人を笑わせたり、過剰に謙虚にふるまったり・・・自分を傷つけ続けました
その結果、心も体も疲弊しきって
学校が、人が、怖くなりました
でも不安感から逃れるため、ひとりで何とかするしかありません
心の悪循環
それまでの短い人生での唯一の成功体験は体を鍛えること それに執着しました
武道をはじめ、無味乾燥の基礎練習を悲しいくらい繰り返し自分を追い込みました
嘔吐し、体が震えだすぐらいに・・・
しかし、心が軽くなるどころか、
「きつい練習をしなければならない」
⇓ ⇑
「練習がコワイ」
⇓ ⇑
「今のままじゃダメだ」
の悪循環にはまってしまい、とうとう感情がなくなってしまったような感覚を覚えました
自分が自分でないような・・・心がバラバラでがんじがらめで動けない・・・自分と人生を恨む・・そんな毎日が続きました
さまよい歩き教師に
藁をもすがる思いで、病院・整体・自己啓発セミナー・哲学者・・方々訪ね歩きましたが、根本から治してくれる所はありません
ならば、だれか他人のためにつくせば、自分も救われるのではないか?「そうだ、教師になろう」と思い、大学に入り直し小学校教師になりました
そして、また絶望
子どもと接していると気持ちが軽くなり「天職だ」とも感じましたが、すぐに先輩教師たちの尊敬できない姿にがくぜんとしました・・
職員室に〔いじめ〕があるのです!
これでは、自分どころか、子どもたちも救われません
絶望し、5年で教師を辞め「どうすれば心が癒され守られるのか・・?」 再びさまよい歩くことに・・・統合失調症・強迫性障害が再発
「ああ・・・もう、この辺でいいだろう・・・生きること、がんばることに・・疲れた」
力なく、遠くを眺める日々が続きました
突然の『光』~老師との出会い~
出会いは突然です ある雑誌で
台湾の治療家であり武術家の老師が来日講習会
という記事を目にしたのです
「これで最後だ・・この老師に会ってみて何も感じなかったら、人生をやめよう」と、あの世を見据えた境地で会いにいきました
心が晴れる不思議な感覚
全く不思議な感覚でした
老師に教えを受けている時だけ、今にも押しつぶされそうだったゆううつな気分や強迫観念がウソのようになくなったのです
懸命に治療術・武術を学んでいると、何と老師の方から近づいてきて名刺をさしだし
「台湾においで」と言われたのです
導かれるままに弟子入りし、迷惑も顧みず老師の自宅に住み込んで技術を学び始めました
日本を去り、台湾へ
まったく異世界・異文化での生活がはじまりました
毎朝3時半から老師について近くの公園へゆき(まだ真っ暗です)
〇 体を活性化させる『体術』『呼吸法』
〇 昼、夜の『古武術』
そして、いつも二人きりの時に突然始まる
〇 『治療術』の伝授・・・
文字通り「三歩下がって師の影を踏まず」の師弟関係です。
すると間もなく統合失調症・強迫性障害が消えてしまったのです!
「これは、いったい何なんだ!?」
運動療法
後でわかったのですが、老師が伝えたのは東洋医学に根差した〈伝統的運動療法〉でした
これは、脳と脊髄神経を刺激し、自律神経を整えるのに抜群の効果がありました
あさもスッキリ起きることができます
老師は達人でしたが、学問どころか読み書きもできない人でした
そんな無学の人が現代医学でも、学校教育でも救えなかった私の強迫性障害やうつ病を治したのです!
老師の優しさに守られ、心を育てられているような感じです
全受容
伝統的師弟関係とは、確かな実力と経験のある指導者が、弟子の過去現在、長所短所すべてをつつみこみ愛することから始まる・・・はじめての心からの安らぎでした
伝統的師弟愛が心をまもる!
心を守る伝統的師弟関係とは
弟子の長所・短所すべてをおだやかな海のように包み込むオーシャンマインドが
9割
弟子の性格に合った指導で成長させるベクトルマインドが
1割
老師といるとき私は常に安心していました
この師弟愛の安心感こそが心を守り、いやし、育てるのです
別れ
この老師に仕え、20年が過ぎようとしたある日「お前ほどできるやつは、他の弟子にはいない。日本へ帰り大成せよ」と、免許皆伝の言葉を頂きました
わたしが台湾を去った1か月後、老師は天に召されました
回復の秘密
すっかりうつ病から回復し帰国た私は、人の心に興味を持ちました
そして、私の心を守り育ててくれた老師への恩返しのため、
そして自分と同じように精神の病に苦しむ人のため、
「なぜ老師が私の統合失調症・強迫性障害を治すことができたのか?」を解明する決心をしたのです
心理カウンセリングとの出会い
答えは、心理学にありました
老師と私の師弟関係は、心理学のカウンセリングと共通することが驚くほど多いのです!
老師は稽古の際、
弟子に対して3歳の子どもに接するように
優しく優しく何度も何度も繰り返し教えて、
そして最後の一言で強さ・厳しさ・目指すべき道を示すのです
これはアダルトチルドレン・愛着障害で傷ついた心をいやすインナーチャイルドヒーリングと同じです
また、老師自身が不機嫌になるようなことがあっても次の瞬間には、慈愛に満ちた笑顔に戻っています・・イメージセラピーです
師弟愛とカウンセリング
伝統的師弟関係と心理学両方学び
「心を守る法則」
を発見しました
障害の原因を特定
いよいよ、
心理カウンセリングにのめりこんだ私は、
さらに学びつくしました
そして、小学校教師時代の経験もプラスし、ほとんどの精神・心の障害は、小さな子どもの頃に経験した
〇家庭環境の問題
〇親から引き継いだ精神的生活習慣の問題
が原因だと、特定しました
「心の護神力」
心理カウンセリングをおこなうたびに老師の優しい笑顔が思い出されます「ああ、あの言葉は私の心理を読んでくれたのだな」
「何度も何度も教えてくれたのは潜在意識に語り掛けていたのだな・・」
老師と私の師弟関係は心理カウンセリングそのものでした
現代医学・学校教育にはない〔心の守り方・いやし方〕が
伝統的師弟関係と心理カウンセリングにあります。
わたしが「人生をやめよう」と思ったあの時、最後の力で老師に会いに行かなかったら今の私はありません
つぎは、あなたが輝く番です
あなたにも輝く未来が待っている!
あなたも、最後の力とほんのちょっとの勇気で未来が変わってきます。
カウンセリングと老師の教えには、悲しい過去を書き換え、輝く未来を手にするメソッドがあります
現代医学や学校にはない、正しい心の守り方、いやし方・・・
誰にだって、輝く未来が用意されているのです
それが、人生なのです
PS:老師様
老師様、あなたの弟子は今、あなたと同じ「人の心を守りいやす」仕事をしています。老師様に頂いたこの命、あなたと同じように燃やしてゆきます。
あなたの優しい笑顔を時折、夢にみます。
あなたが私の心に与えてくださったあたたかな光は、 「心の護神力」3本の矢メソッドになりました。
そして、「みんなの心が守られいやされる明るい社会を創ってゆく・・・」このことが老師様から私に託された〔想い〕なのですね。
この〔想い〕が広がってゆけば、こころ豊かな世の中になるでしょう。私は、迷いませぬ。諦めませぬ。これが私の使命なのです。
高道生老師様
わたしは、あなたのお名前をいただきカウンセラーとなりました。・・・今日もあなたの弟子の弟子になってくれるであろう若者が訪ねてきましたよ。
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老師やさしさエピソード
老師とはじめて出会ったのは、
武術の講習会でした
心得のあった私は、老師の実力を試そうと本気でゆきました
「あっ」というまに倒され
そんな私に老師は
笑顔で手を差し伸べ起こしてくれました
髪はボサボサ、変てこな身なりの私を
老師は嫌がりもせず、かわいがってくれ
よく一緒にお酒を飲んで励ましてくれました
はじめて、台湾へ老師に会いに行った時
当然ですがホテルを予約していました
「金がかかるだろ? うちに来い」
何のためらいもなく
ほとんど見ず知らずの私を
自宅に招き入れて2か月も住まわせてくれました
毎日三食、老師自らの手料理を山のようにふるまってくれ、
「食え!もっと食え! うまいか? わっはっは」と
まだ授業料も払っていない外国人の私を養ってくれました
目が合うと、いつも目じりにシワをよせ微笑んでくれます
こちらが何か言おうとすると、身を乗り出して耳を傾けてくれます
異国での暮らしでホームシックになりました
玄関先の階段に座り遠くを見ていると帰宅してきた老師
無言で私の隣に腰かけ、長い時間いっしょにいてくれました
稽古に励む私を見る目はきびしかったのを覚えています
でも、一度も怒られたことはなく、
何かを習得するたびに
「すばらしい!いいぞ! おまえはスゴイ!」
いつものホッとするような
かわいい笑顔で親指を立ててくれるのです
老師はお酒が好きでした
わたしがふらりと応接室に入ると
「そこに酒があるぞ! 飲め!飲め!」
「ワシと飲むか?よしよし、わっはっは!」
目じりをたらし世間話をします
そんな老師は、
現役軍人が敬礼する
栄誉国民でした